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古民家の耐震性の調査はどうやってやるの?

古民家にどのくらいの耐震性が備わっているかの調査方法は、古民家の外観や内部構造を観察することから始まります。

まず最初に、古民家の外観や内部構造を観察し、建物全体の傾きや歪み、柱や梁の腐食や劣化、建物全体の水平度などを確認していきます。

次に地震動試験というものも行われます。

地震動試験は、建物に振動センサーを取り付け、地震発生時に発生する振動データを収集し、計測することで耐震性の評価を行うものです。

これらの調査結果をもとに、簡易的または、詳細な耐震性評価という評価が明確になります。

簡易的な耐震性評価は、建物の基礎や構造材料、接合部、構造形式などの要素から、建物の耐震性を推定する方法で、専門家による経験的な判断や計算式を用いて、建物の耐震性を評価することができます。

詳細な耐震性評価は、建物の構造や材料、接合部、地盤などを詳しく調査し、耐震性を数値化する方法です。この方法では、建物の詳細な図面や設計図面をもとに、計算式やシミュレーションなどを用いて、建物の耐震性を評価することができます。

これらの方法を組み合わせて、古民家の耐震性を調査し、適切な耐震補強計画を立てることができます。

ただし、古民家の場合、建物の歴史的・文化的価値を重視する必要があるため、耐震性の確保と文化的価値の両立が求められることが多いことから、専門の建築士や歴史的建造物保存技術者に相談することが重要です。

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